2009年3月27日

旅行取り止め

工事の案内板。可愛げのある濃い人というのはどうなのかな...。工事看板だけでも一ジャンル出来そうな気がする。

 息子が約束を破って幼稚園から帰ろうといっても帰らなかったから(直ぐに帰ると約束していたにもかかわらず)だそうだ、一瞬何を言っているのか分からなかったし、分かりたくなかった。キャンセルしに住吉駅に行ってきてと云われても...。

 妻は大人に対する攻撃力は非常に優れているのだが、子供にも大人と同じような攻撃を仕掛けるので失敗しているような気がする。たしかに相手のことを考えながら行動できない息子に落ち度はあるが、だからといって5歳の幼稚園児に相手のことを慮る経験と才覚がある訳がない。一方、息子は経験的に怒られても「ゴメンナサイ」といえば、とりあえずその場を収めることができること、怒りが長続きしないこと、許してもらえれば褒められて甘いお菓子の一つでも貰えることを知っている。さて、どっちが問題なのだろうか。

 お陰で息子は嫌なことに真剣に向き合わない子になってしまった。その場を収拾するために息子と二人で話をするのだが、その間も折り紙の続きをしようとする。止めてとお願いしても折り紙に手が出てしまう息子には腹が立つのだが、そういう状況であっても気を紛らわすことを必要とする息子が不憫でもある。

 結局、息子を諭し、新しい約束を一つ作ってそれを守るから旅行を行かないなんていわないで、と一緒にお願いすることにした。約束は「お願いされたことをちゃんと守る、嘘をつかない、それができなかったらパパと一週間お喋りできない」ということ。

 それでなんとか旅行に行けることになったのだが、今回もトラブルも「旅行に行けないということがブラフ(bluff)」だと、息子に覚られていたら、それはそれでパパは非常に悲しいのであった。

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