2010年6月5日
1974年発行 インド料理(タイムライフブックス—世界の料理)
インド料理(タイムライフブックス—世界の料理)という本を図書館で借りた。なんと、1974年発行のインド料理の解説と作り方が紹介された本だ。1974年というと昭和49年だから小学校6年生の頃だが、丁度その頃に家で定期購読していた週刊朝日百科の「世界の食べもの」という本をよく読んでいた頃だ。こんな時代にこんな内容の本が出版されていたなんて凄いな!の一言だ。
だって、木の葉形のパンとして Naan が紹介されている一方で献立例として菜食主義者の南部インド料理、非菜食主義者のゴアのキリスト教徒、パンジャブ地方などが紹介されている。ラッシーなんてクミンと塩で作る飲み物と紹介されているんだから本当に今の日本のインド料理屋事情とは異なる次元で書かれているものであることがよく分かる(ラッシーは普通は食事をしながら塩味で飲むそうだ。頼むと作ってくれる店もある。摂津本山のゴータムのは旨い)。
流石に、当時は手に入るスパイスの種類も少なかっただろうし、ヨーグルトも一般化していなかったかもしれないので、スパイスはカーダモン、ターメリック、クミン、コリアンダー、黒粒がらし(ブラックマスタードシード)などが中心に使われているし、ヨーグルトも一旦ダヒを作ってからとか、パニールにしてからなんてことは紹介されていない。でも紹介されている料理の数は半端なく多いので参考になる。
もう出版されてから36年か。巡り逢えて良かった。
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