2018年6月26日

レガシーシステムのサブシステムがどんな機能か伝わってこないという不便さ


業務で使っているレガシーなシステムが抜本的な改修や新規システム化を諦めてサブシステムで使い勝手を向上させるつもりらしい。でもどんな事をするのかが伝わってこないのがもどかしい。今の職場に来た年に問い合わせが多くなりそうな業務を MS Access に放り込んで作業の自動化を行った。もちろん複数年度に対応できるようにして経年的な利用が可能にして置いたのだが翌年は使わなかった。理由は単純で問い合わせ電話に対応するためには紙を使うしかなかったのと業務システムと事務処理用のパソコンが離れているので使いにくいのだ。

もう一つ問題があって事務処理パソコンで作っても良いシステムは名簿管理程度でそれ以上の規模を作ろうと思うと個人情報を取り扱うシステムとして委員会の承認が必要だ。それがかなり面倒なプロセスなのでそこまで踏み込めないのだ。また個人の取り組みを組織の取り組みとしてしまうと後のメンテを誰がするのかという問題に発展してしまう。でも業務の負担は減らしたいので、何か自分でもしたいと考えている。

業務システムを作っている人達は実際に使ってる人が何を求めているかよりも既存システムに何が付加できるかを考えてサブシステムを考えているのだろう。

参照系だけでもこちらに自由度を持たせてくれれば封筒一つ作る手間を少なくすることを実現するだけで大きな効果が得られるのだが。


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