2018年6月8日

「なんとかのくせに」って僕は言わない。


自分にいくつか課している禁忌事項としているルールがある。その1つが「なんとかのくせに」という表現。

女のくせに、男のくせに、子供のくせに、おっさんのくせに、貧乏人のくせに、あんなことやってるくせに、猿のくせに、、、書いてて気分が悪くなる。なぜこの言い方をしたくないかというと、僕は人が何かをできない事はあり得ることだと考えているからだ。何かをできなかった事一つを取り出して人格まで否定するのが「くせに」という表現だ。そしてこの言葉の怖いところはそっくりそのまま自分に返ってくるところだ。「あんなこと言っていたくせに!」

僕は嫌いな人がたくさんいる。それは僕の正義感と合わないからだ。自分の価値観と違うからと言って「のくせに」と卑下するのは筋違いだと思っている。だから使わない。

困った事に今年の新人さんは「のくせに」をよく使うので非常にどんよりとした気持ちになってしまう。なので僕の前では使わないでとお願いする予定。


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