2010年7月10日

レモンライス Elumichai satham

ほぼ標準レシピ通りに作ったレモンライス(Elumichai satham)。もう少し油を少なくできそうだ。それにしてもいい香り。

 昨日は急遽晩ご飯を作らないといけなくなったので、タマネギとジャガイモとマッシュルームを使って市販ルーでカレーを作った。仕上げはタマリンドジュースを大さじ2杯とココナッツパウダー(Fine)小さじ1杯を加えて出来上がり。ファイングレインのココナッツパウダーは使い勝手がいい。

 タマネギを炒める間にキュウリを擂ってライタを作る。スモモがあったので細切れにして酸味代わりに加えて、クミンとチャットマサラ、塩を加え、よくよく混ぜて冷蔵庫へ。

 いつも料理を作るときは深鍋を多用する。ヘラがなくても取っ手を使ってフライ返しが出来るので重宝する。結構オススメ。

 まだ時間があるということなので、ウキウキしながらレモンライスを作る。密かに計画していたダルとカシューナッツの出番だ(途中まで忘れてたけど)。辻調理師専門学校の本によると、スパイスは冷めた油から温め始めた方が良いとのことなので今回からそれを採用。

 油を引いて、まずドライのカレーリーフを適当にパラパラ入れる。カレーリーフは最初に入れる本と最後に入れる本と両方あるが、ベイリーフもそうだが葉っぱ物は最初に入れてしまう方が香りが出るように思う。生ならもちろん最後だろう。次にマスタードシード、クミンシード、ヒングを入れる。比率は1:1:1/8 ぐらい。ヒングは入れ過ぎたらダメらしいので控えめにする。今回は小さじ1/2をベースにした。大人だけなら唐辛子を1本入れよう。焦げた唐辛子は香ばしくて旨い。

 このあと、マスルダル(皮なしのレンズ豆)、カシューナッツを放り込んだのだが、本来は豆は最初に入れておくのがセオリー。豆類はシャワシャワと油を泡立たせるのが面白い。焦がし気味のカシューナッツは旨いよ〜。

 マスタードシードが跳ね始めたらご飯をドカドカと放り込む。本によってはここから生米を入れてパエリヤ風に炊き込むがジャポニカ枚なら炊いてから混ぜた方がいいと思う。粘るし。

 チャーハンもそうだがご飯を炒めるときは炊きたてを使うのが鉄則。間違っても冷ご飯を使わないこと。ここからは手早く、ターメリックを小さじ1/4入れて、サクサクサクサクとヘラで切るように混ぜる。ターメリックが全体にまわったら火を止めるか弱めてレモン汁と塩を降ってザクッと混ぜて味見して調整。混ぜすぎると粘るので注意。ほんの少し塩味が勝っているぐらいが旨いと思う。

 これで完成。カレーリーフとターメリックの立ち上る香り、カリカリのマスルの食感、マスタードシードとカシューナッツの香ばしさ、レモンと塩の刺激、油に含まれた香味、ご飯のもちもち感、などなど。レモンライスの旨い理由をあげればキリがない。

 幸せな晩ご飯だった。

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