2010年7月16日
Today's stormy rain.
神戸市垂水区の福田川の河川モニターカメラの映像。横から飛び出している水は対岸まで届きそうな勢いだ。今後、こんな圧力が掛かったのでは護岸自体の耐久性が心配になる。
他の川もそうだがこんな状態になるのは一瞬の出来事のような感じだった。下の表は水位遷移表に1時間軸を追加したものだが、(定時記録されていると思われる)16時から17時までに1m水位が上がっている。残念ながら6時間以上経過してしまったのでビデオで確認することができなかったが、一時間かけて徐々に水位が上がったのではなく、集中豪雨とほぼ同時に水位が一気に上がったと考えていいだろう。水位計の警報がリアルタイム監視されていることを祈るばかりだ。
最近はいろいろな建物や地下街で雨漏りを目撃する。殆ど、どうしようもない状態に陥っているようだが、電気系への影響や配筋の発錆、内部腐食、コンクリート劣化など考えられる課題は多い。都市の雨漏りについては、非常に大きな都市問題に発展するのではないかと心配している。21世紀は雨に泣かされることになるのではないだろうか。
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