
先日出していたフィルムの現像が上がりました。フィルムはコダックの
コダクローム64というもので,現像料は1400円ちょっとでした。最初に撮影したのが2月19日なのでデジカメと比べると随分とのんびりとしたものです。でもデジタルには無い独特の価値観を考えるとのんびり待つのも逆にいいかなぁと考えられます。

デジタルとアナログの写真を比べて一番違うなぁと思うのは写真のボケ味ですね。後ろがボケる分,前が引き立つという感じで,逆にピント合わせがシビアになるんで結構外す写真も多いのが悲しい。ボケにも関係するけど明るいレンズを使えるというのも大きい。フラッシュを使うと不自然な絵になるので,基本的にフラッシュは無効にして使っている。なので明るいレンズであればちょっとした暗がりでも全然問題なく撮れるので重宝する。
もちろんアナログにも欠点があり,一番の欠点だと思うのは入れているフィルムの感度が絶対的な基準でフィルムを入れ替えない限り基準を変えられないということ。今回は水族館みたいな暗がりの多いところにISO64のフィルムを使ったのがそもそもの間違い。もったいないから36枚全部を使わないと現像に出そうとも思わないし,と撮影量が少ないとなかなか不便が多い。できる限りひとつのイベントでフィルムは使い切るべきだと,改めて思いました。
残念ながら今回の現像であまりいい写真はなかった。もっと精進しよう。
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