2005年3月6日

パイナップルをざくざく

 我が家では生のパイナップルが大人気。店頭で198円以下で売っていると,がんがん買ってきて食べまくります。生パインはとても旨いのですが切るのが結構大変。
 これまで相当な数のパイナップルを切ってきたので,試行錯誤の末到達した自分流のスタンダードを紹介します。お役に立てば幸いです。

パイナップル。葉はねじると簡単に外れます。 まず,パイナップルは買ってくるときに葉の部分を外してもらいましょう。もし外してもらえなかったときは自分ですることになりますが,手袋をはめてグッとねじると簡単にもげてしまいます。痛さをちょっと我慢すれば素手でも可能でしょう。

ヘタを落としたパイナップル 次に両端をまっすぐに切り落とします。このあとパイナップルを立てて外の皮をそぎ落としていきますので,できるだけ水平になるように注意して切ります。パイナップルの花は結構深くにあるので,普通に皮むきするとかなり無駄が生じてしまいます。

皮を簡単に削ぎ落とした状態のパイナップル。 あまり皮を厚く切ると食べられる分が減って勿体無いので極力薄く切っていきます。パイナップルが立っている状態で切っていきますのでそれほど力を必要としないのがこの切り方の特徴。
 少々花の部分が残っても気にせず適当に素早く切っちゃいましょう。

パイナップルカービング。 パイナップルを持つか寝かせて,花の部分をらせん状にV字に彫っていきます(カービング)。彫るといっても花の横の部分を両方から45°に包丁を入れていくだけです。包丁はよく研いでおくとさくっと刃が通って気持ちいいです。
 時間がかかるように見えますが,慣れてくると案外時間はかかりません。彫っているとこれが結構楽しいものです。切っているうちに螺旋がどっち廻りか悩むことがありますので皮を切る前によく見ておくといいでしょう。

カービングは終了したら2つに切ります。 カービングが全部終わったらパイナップルを横に真っ二つにします。3つでも4つでも構わないのですが,食べ応えと食べやすさを考えると2つに切るのが一番いいと思います。


繊維が短くなって食べやすいパイナップル。つまみ食いも旨い。 2つに切ったパイナップルを切っていきます。ここで気を付けることはパイナップルの繊維は中心から放射線状に伸びているという点です。繊維が長いと噛み切りにくく,バクバク食べることができません。ですから,旨く食べるには繊維を断ち切るように切っていくのがポイントです。
 最近の方法は,まず大きく2つ両端を切ります(お楽しみサイズ)。次に90°動かして端から3等分ぐらいに切ります(一口サイズ)。芯の部分はそのままかぶりつくか包丁で削ぎます(当然ツマミ食い)。

切ったパイナップルはタッパーウェアに入れて冷蔵庫に。 だいたいパイナップルの半分で8個から12個のパーツが取れます。もう一個も同じように切ってタッパーウェアに入れておけばいつでも食べれる生パインの出来上がり。油断すると一日で(一回の食後のデザート)なくなりますので,心配な場合は買いだめしとくといいでしょう。

 パイナップルに幸あれ!

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