行ってみると昔の通勤路だったのでその周辺の変貌に驚きました。公共事業で真新しい石畳やコンクリートが赤く錆の浮いたトタン屋根を目立たせてしまって,妙なギャップを感じてしまいます。ここに来るまでに消えた店も沢山あり,なかなか複雑な心境です。
さて,デカい穴が明かりに照らされて浮かび上がるレンガの模様というようなものが写真に撮れたらいいなぁ思っていったのですが,なんと内部は写真撮影禁止。あらまぁ。仕方が無いので奥まで行ってきました。トンネルは高さ7mのレンガ造の卵形トンネルで,床は石畳になっています。天井はかなり高く雰囲気はいいです。ところどころで水の流れる音と映像が流れてましたが無くても良かったんじゃないかなぁ。いや,それが今回のメインであるのはわかるのですが,あまり効果的ではなかったような気がします。
と思えば遠慮なしにカメラを構えている人もいてなかなか複雑な心境です。
もしかしたら旧の湊川隧道は現在のトンネルのチャンバー的な役割を持っているのかもしれません。というのは,一番奥は2つのトンネルが繋がっているようでした。警戒水域を超えそうになった場合に旧のトンネルの方に水を逃がせばかなりの量を留置できる訳ですから。
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