2005年3月7日

湊川隧道 一般公開

震災で潰れた湊川湊川隧道の付け替え工事が完了して一般公開されることに。面白そうなので行ってみたらなんと写真撮影禁止。 新湊川を兵庫から長田に繋ぐ湊川隧道が一般公開されるというので行ってみました。
 行ってみると昔の通勤路だったのでその周辺の変貌に驚きました。公共事業で真新しい石畳やコンクリートが赤く錆の浮いたトタン屋根を目立たせてしまって,妙なギャップを感じてしまいます。ここに来るまでに消えた店も沢山あり,なかなか複雑な心境です。

阪神淡路大震災から10年経っても再建するか回収するかが決まっていない東山コーポ。当時の被害状況がそのまま。一部の家は鳩の巣になっているみたい。近づくのが怖いです。 震災でグシャグシャになったダイエーグループのトポス(懐かしい!)は今はマンションに変わってました。その正面にある東山コーポは相変わらず取り壊しもままならず。神戸市の住宅供給公社が建て替え事業を引き受け,建て替え反対者からは区分所有権を買い取るなんて話も出ているようです。今もここに住んでいる人がいるなんてちょっと信じられません。近寄るのがかなり怖いです。

 さて,デカい穴が明かりに照らされて浮かび上がるレンガの模様というようなものが写真に撮れたらいいなぁ思っていったのですが,なんと内部は写真撮影禁止。あらまぁ。仕方が無いので奥まで行ってきました。トンネルは高さ7mのレンガ造の卵形トンネルで,床は石畳になっています。天井はかなり高く雰囲気はいいです。ところどころで水の流れる音と映像が流れてましたが無くても良かったんじゃないかなぁ。いや,それが今回のメインであるのはわかるのですが,あまり効果的ではなかったような気がします。

湊川隧道の一般公開にて。こっそり撮ったらブレまくり。遠慮なしに写真を撮りまくっている人もいるし,複雑な心境。 ここまで来て何も無しは悔しいので,内緒で写真を撮ってみました。フラッシュを無効にして撮る分には映像にも影響を与えないし,問題ないと思うんですけどね。残念ながら写真はブレまくってました。
 と思えば遠慮なしにカメラを構えている人もいてなかなか複雑な心境です。


新湊川。震災と洪水のダブルパンチで被害を受けて一新。 新湊川も物凄い深さになりましたからもう水が溢れるようなことは無いかと思いますが,あんなに深くする必要があったのかなぁというのがちょっとした疑問。まぁ機能優先なので仕方が無いですね。
 もしかしたら旧の湊川隧道は現在のトンネルのチャンバー的な役割を持っているのかもしれません。というのは,一番奥は2つのトンネルが繋がっているようでした。警戒水域を超えそうになった場合に旧のトンネルの方に水を逃がせばかなりの量を留置できる訳ですから。

東山の魚屋さん。気安く写真を撮らせてくれてありがとうございます。 トンネルの写真が撮れなかったので,東山の市場を一回りしてみました。市場は魚屋,乾物屋,練り物屋が中核を成す海産物資源の見本市ですね。特に魚屋は面白い。午前中に行ったら活気があるんでしょうね。また行ってみよう。
100g 200円のシャコ。昔は夏によくおやつみたいに食べたものです。東山の魚屋さんにて

0 件のコメント: