大阪城の天守閣を見てきました。
当時の建築ではなく最近鉄筋で再建したものだそうで,見ても全然面白くないです。金満主義的な感覚で正直見ていて腹が立ちますね。あんまりblogで愚痴や文句を書きたくはないですが,やはりこういう駄目なものは駄目といっておく必要はあると思う。
築城というのは当時の技術の粋を集めて作られたはずだし,細部の意匠の懲りようというのは大変なものがあると思うのですが,大阪城の天守閣は地域センターみたいな建築に張りぼての装飾をくっつけただけのものでした。右の写真は天守閣の出入口なのですが,一瞬どこに来たのか分からなくなりそうな内装で,とほほほ。
石垣の補修も結構適当に行われていて,石材を貼り付けたのがまる判りの状態で施工されていて,これまたとほほ。もうちょっと先人に敬意を払って,周囲との違和感を無くすように工夫して欲しいなぁ。姫路城は石垣の組直しをしてましたよ。
まぁ,天守閣というよりは展望付きの大阪城歴史展示館という感じですね。
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